草津駅東口からクリニックまでの道順案内を考えていて、草津駅東口を出たところの歩道橋の様な広場の様な場所をなんと言うのだろうと調べていたらペデストリアンデッキと呼ぶのですね。ペデストリアン(歩行者)+デッキなのですね。ウィキペディアによるとペデストリアンデッキは、「広場と横断歩道の両機能を併せ持ち、建物と接続して建設された歩行者の通行専用の高架建築物」という意味だそうです。
駅舎を出ると和風の門が目に入りますが、草津宿本陣をモチーフにしたものだそうです。草津宿は東海道中五十三次の52番目の宿場で、中山道が合流する地点です。日本橋を起点としは東海道五十三次は大津宿を経て終着点の三条大橋に至る訳ですから、かつて江戸から京都を目指した旅人達は草津宿までたどり着いたらほっとしたのではないでしょうか。
草津こころのクリニックへは草津駅東口をペデストリアンデッキに出て和風の門をくぐり抜けて、草津宿と刻まれた石碑を左に曲がります。そして近鉄百貨店草津店に向かって歩き、右に曲がり百貨店手前の階段を下ります。そして、国道一号線方面へ直進します。左手にクリニックモール草津さんがありますが、そこを通り過ぎると大路の交差点(国道大路交差点ではありません)に当クリニックのある星空館があります。
1階は美容院プラージュ草津店さんです。星空館に入るとエスカレーターがありますが2階までしかないので、直接クリニックのある3階までお越しの際は奥のエレベーターをご利用ください。エスカレーターで2階まで昇り、階段かエレベーターで3階まで昇ることもできます。
余談ですが、一昨年頃に熱海に行った時、MOA美術館というところに立ち寄ったのですが、そこに歌川広重の「東海道五十三次」が展示されていたのを思い出しました。MOA美術館はたいそう立派な美術館なのですが、元々商人で後に宗教家になった岡田茂吉さんという方が設立されたとありました。後日、草津の湖岸道路を車で走っていたらひと際大きな屋根の建物に目を惹かれたのですが、そこに岡田茂吉研究所とあり、なんとなく驚きました。
MOA美術館の展示品を飾るガラスは低反射ガラスというそうで映り込みが非常に少なくガラスがない様に見え展示物を大変見やすいのですが、それ故に展示を覗き込み過ぎて頭をしたたかぶつけていた人がいたので要注意です。MOA美術館は村上春樹さん等の「地球のはぐれ方」というエッセイにも紹介されていました。