滋賀の食材手帖が面白いので熟読しています。
お米の次は、そばですが伊吹山付近は「日本のそば栽培発祥の地」と言われているそうです。1987年から本格的に「伊吹在来そば」が栽培されいるそうですが、平安時代から伊吹山中腹にあるお寺で、僧侶達の食糧確保に栽培が始まったとのことです。
現在では多賀町、米原市、高島市、竜王町、東近江市などで作られ、各地にこだわりの味があるようです。草津の宿場そばは、どこで作られたのでしょう?
寒冷地、痩せ地でも育つことから「そばを作ると村が栄える」「そば作りに飢饉なし」などと言うそうです。
そばにはエネルギー代謝を助け皮膚や粘膜を強くするビタミンB1、B2、血圧を下げる働きがあるとされるリジンなどのアミノ酸も含まれます。また、血糖が急激に上昇しにくい低GI(Glycemic Index)の食物ですね。
お蕎麦も好きですが、ガレットも美味しいですよね。